唱歌 虫の声
夏の暑さがやっと和らいできましたね(*^^*)
夜になると、虫の声も聞こえてきて、耳に非常に心地よさを感じる季節になりました♪
今の季節にぴったりの曲を紹介します
経歴
1910年『尋常小学読本唱歌』に初出。
1998年告知の『小学校学習指導要領』において、第2学年の歌唱共通教材とされている。
2007年「日本の歌百選」に選出。
♪歌詞
<1番>
♪あれ松蟲が鳴いてゐる。
ちんちろちんちろ ちんちろりん。
あれ鈴蟲も鳴き出した。
りんりんりんりん りいんりん。
あきの夜長を鳴き通す
あゝおもしろい蟲のこゑ。
<2番>
きりきりきりきり こおろぎや
がちやがちやがちやがちや くつわ蟲。
あとから馬おひおひついて
ちよんちよんちよんちよん すいつちよん。
秋の夜長を鳴き通す
あゝおもしろい蟲のこゑ。
となっています。
はぁ、秋の夜風に吹かれながら…ビール飲みたくなってきた
歌詞の秘密
さて、この2番の歌詞の
♪きりきりきりき こおろぎや♪ の部分があります。
実はこの部分、昔は
♪きりきりきりきり きりぎりす♪ という韻を踏んだ歌詞だったんです。
“きりぎりす” から、“こおろぎ”という呼び方は
どうして呼び名が変わったのか、詳細は記されていませんが、
こおろぎは「キリキリ」「コロコロ」
と鳴くのに対し、
きりぎりすは「ギッチョギッチョ」「ギリッチョギリッチョ」と鳴きます。
このように“鳴き声に合わせて名前が変化した”という説が有力のようです。
秋の夜長は虫たちの美しい声に耳を傾けてみませんか♪